本年(令和4年)の2月下旬、厚生労働省は、関係省庁と連携の上、
顧客等からの著しい迷惑行為(いわゆるカスタマーハラスメント)の防止対策の一環として、
「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」、
マニュアルの概要版であるリーフレット及び周知・啓発ポスターを作成し、公表しました。
以下で、マニュアルの一部を紹介します。
―――――― マニュアルから抜粋/カスタマーハラスメントとは?など ――――――
☆ 企業がカスタマーハラスメントを受けると、金銭、時間、精神的な苦痛など、
多大な損失を招くことが想定されます。
対策を講じておき、損失を最小限にとどめたいところです。
今回作成されたマニュアル・リーフレット・ポスタ―は、
カスハラ対策を進める際に、参考になり、活用できるものとなっています。
「令和4年度の現物給与の価額」
健康保険、船員保険、厚生年金保険及び労働保険においては、
現物給与の価額を厚生労働大臣が定めることとされていますが、
現物給与の価額をより現在の実態に即したものとするため、
食事で支払われる報酬等に係る現物給与の価額が改正されました。
適用は、本年(令和4年)4月1日からとなります。
※今回は、住宅で支払われる報酬等に係る現物給与の価額については、改正はありません。
☆本年4月から、すべての都道府県において、食事で支払われる報酬等に係る現物給与の価額が変更されます。
(滋賀県における朝食のみ額以外はすべて変更)
現物給与として処理している食事代等がある企業では、必ずチェックしておく必要があります。