厚生労働省から、
「労働保険徴収法第12条第3項の適用事業主の不服の取扱いに関する検討会」報告書が公表されました。
そのポイントなどを確認しておきましょう。
☆ 報告書に則って、詰めの議論が進められると思いますが、
事業主側からすれば、良い方向に向かうといえますね。今後の動向に注目です。
しかし、労災事故(業務災害)が発生しなければ、メリット制により労働保険料が増額することもないので、
労災事故に類する事故も含め、その予防が最も重要です。
令和5年度税制改正の大綱を閣議決定
政府は、令和4年12月23日、令和5年度税制改正の大綱を閣議決定しました。
令和5年度の税制改正の項目のうち注目を集めているのは、
NISAの抜本的拡充・恒久化や、防衛力強化に係る財源確保のための税制措置などです。
細かなところでは、納税環境整備として、
「電子帳簿保存法(電子取引のデータ保存)の要件緩和」、
「インボイス制度導入に係る負担軽減措置」も盛り込まれています。
納税環境整備については、特に中小企業に影響する部分です。
日本商工会議所の資料から、抜粋して紹介します。
☆ インボイス制度の導入、電子帳簿保存の改正については、
ひとまず、軽減・緩和の措置が講じられるようです。
その間に、対応できるように準備を進める必要があるでしょう。
なお、注目の防衛力強化に係る財源確保のための税制措置については、
令和6年以降の適切な時期から法人税・所得税に付加税が設けられる予定ですが、
一定の軽減措置も講じられる模様です。今後の動向に注目です。