キャリアアップ助成金として、
「短時間労働者労働時間延長支援コース」が新設されました(令和7年7月1日~)。
これは、106万円の壁対策である
「社会保険適用時処遇改善コース」の「労働時間延長メニュー」の要件を見直すとともに、
助成額を拡充し、130万円の壁対策として新設されたものです。その概要は次のとおりです。
☆ いわゆる「130万円の壁」による働き控えの解消を図りたいとお考えの場合は、
短時間労働者労働時間延長支援コース(新コース)の申請を検討してみましょう。
なお、現行の社会保険適用時処遇改善コースの
労働時間延長メニューまたは併用メニューを利用していたが、
同時に新コースの要件を満たしている場合には、新コースでの申請(切り替え申請)も可能となっています。
令和7年分の年末調整のための各種様式を公表(国税庁)
令和7年12月に行う年末調整においては、基礎控除の見直し、給与所得控除の見直し、
特定親族特別控除の創設、扶養親族等の所得要件の改正といった
令和7年度税制改正による改正規定が適用されます。
この改正に伴い、年末調整関係書類の一部を変更することが国税庁から予告されていましたが、
この度、それらの確定版も含め、令和7年分の年末調整のための各種様式が公表されました。
☆ 令和7年度税制改正による所得税の基礎控除の見直し等については、
今回公表された各種様式を含め、早めにチェクしておくようにしましょう。