特定求職者雇用開発助成金(成長分野等人材確保・育成コース)を見直し

雇用関係助成金の一つである「特定求職者雇用開発助成金(成長分野等人材確保・育成コース)」について、

令和6年10月1日から、次のような見直しが行われています。

 

― 特定求職者雇用開発助成金(成長分野等人材確保・育成コース)の概要と見直しのポイント―

特定求職者雇用開発助成金(成長分野等人材確保・育成コース)には、次の2つのメニューがあり、就職困難者を業務経験のない職種で雇い入れた際、いずれかのメニューに該当する取り組みを実施すると、通常の1.5倍の助成を受けることができます(合計助成額の最高額は、採用する労働者の区分に応じて、90万円~360万円)。画像3

この成長分野等人材確保・育成コースについて、令和6年10月1日から、より利用しやすくなるよう、次のような雇い入れに関する支給要件の見直しが行われました。

 

□ 2つのメニューに共通した見直し

対象となる労働者の就労経験のない職業の判断について、就労経験の要件を、次のように見直す。

見直し前 見直し後
過去に通算1年以上の就労経験がない場合 過去5年間に通算1年以上の就労経験がない場合と期間を限定
パート・アルバイトでの就労も就労経験に含む パート・アルバイトの就労は就労経験がないものとして扱う

 

□ 人材育成メニューの見直し

公的職業資格の取得を目的とした教育訓練(教育訓練給付の指定講座に限る)であれば、50時間未満の訓練も対象とする。

 

☆ 上記は、雇用関係助成金の一例です。

上記の助成金を含め、他の助成金についても、お気軽にご相談ください。

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